HENNE
[ ヘナ ]
CHIC自慢のヘアカラー「HENNA(ヘナ)」のご紹介です。
ヘナとは
ヘナは、「ヘンナ」とも呼ばれるミソハギ科の植物の名前です。和名は、指甲花(シコウカ)です。ヘナ(ヘンナ)は、主にエジプト、インド、北アフリカに生育する高さ3~6メートルほどの常緑低木で、古代から、主にマニキュアやタトゥーなどの染料としても使われてきた、歴史の長いハーブでもあります。基本的な使い方は今も昔もあまり変わらず、ヘナ(ヘンナ)の葉を乾燥させ粉にしたものを水などで溶いたものを、色を染めたい箇所に塗り込みます。
ヘナは、古くから髪・眉・爪・手足などの染色やペイントに使用されてきました。色が染まるのには、ヘナに含まれる「ローソン」という赤色(オレンジ色)の色素が関係しており、そのローソンがタンパク質に絡み付く習性を持っているために、人間の頭髪や皮膚に色が付きます。よって、純粋にヘナのみの染料では、赤やオレンジ色にしか染めることはできません。
ヘナのお勧め
ヘナはインドでは5000年ほど前からずっと親しまれてきた「癒しの植物」です。
毎日のさまざまなストレスや、かたよった食生活、また、カラーリングやパーマの繰り返しなどで、現代人の髪や頭皮は荒れています。 ヘナでケアすることで、自然で輝きのある髪を取り戻しましょう。
白髪と既染毛(カラー毛)では色が違ってきます。ヘナは現在の髪色を脱色する作用がないからです。ただ色が重なるだけです。 基本的に白髪を染めたときの色がヘナの色です。
黒髪の場合、黒色に色が重なることになるので、ほとんど色の変化はありません。
こんな方にお勧め
・ クセ毛やネコ毛を改善したい方
・ 頭皮の脂分が多く薄毛などが気になる方
・ パーマやカラー後に髪と頭皮をケアしたい方
・ ナチュラルな色で白髪を安全に染めたい方
・頭皮が敏感な方
※ヘナはこうした方たちに最適です。しかも、髪や頭皮を健やかにしていくので、使いつづけるほどに効果が増していきます。
ヘナ染まり方
黒髪
黒髪に、100%純粋なヘナを与えてやると、ほんのりと赤味が加わり、明るく軽めの印象となります。洋服の雰囲気に比べて、髪のトーンが重すぎたと感じている人はお勧めです。
白髪
ヘナは白髪をオレンジ色、或は赤に近い色に染めます。黒髪に白髪が混じっている場合、オレンジ色に染まった白髪と黒髪とブレンドされメッシュ状態になり、独特の自然でオシャレな感じができます。
ヘナの3大効果
頭皮ケア
ヘナを頭皮全体に塗る事は、ちょうど泥パックをするのと同じ。毛根についた汚れや余分な脂も施術後のシャンプー時に一緒に落とし、頭皮を洗浄し、潤いを与えます。
髪ケア
ハリ、コシ、ツヤのトリートメント効果
●ネコ毛 → ハリがでる、太さがでる
●くせ毛 → ボーリュームを抑える
●コーティング → ツヤがでる
色
ヘナの葉の主成分であるローソンには橙色色素が含まれ、毛髪の主成分であるケラチンに絡みつき、自身の髪の上に色がかさなります。
ヘナの特徴
・天然100%のトリートメント&天然染料
・髪にハリ、コシ、ツヤ
・パック効果で頭皮も健やか
・白髪も自然にぼかせる
・色ムラも自然に戻せる
・使い続けるほど効果を発揮
・他のメニューとの組み合わせ可能
ヘナの難点
・色をあんまり選べない(ブリーチ効果なし)
・ヘナが髪をカバーするのでカラーチェンジしにくい
・髪質、髪色によって効果の出方が違う
・優しく作用する天然成分なので即効性がない
・ヴァージン毛に近づくのでパーマがかかりにくくなる
ヘナの種類
天然100%ヘナ(ヘナ+ハーブ)
ハリ、コシ、ツヤなどのケアトリートメント効果葉自体がもつ色素がオレンジ
黒髪
ほのかなトーンアップ効果
白髪
生えはじめの白髪を目立たなくする白髪ぼかし効果
色の比較
ナチュラルヘナ
- ベースヘナ
- 用途:黒髪をほのかにトーンアップ
- 対象:黒髪、カラー毛
ディープレッドヘナ
- ベースヘナ
- 用途:白髪30%未満の白髪ぼかし
- 対象:黒髪、白髪、カラー毛
チックイエローヘナ
- ベースヘナ
- カラー毛もムラ消し
- 対象:黒髪、白髪、カラー毛
ウォーターカラーヘナ
- ベースヘナ
- 男性の頭皮の脂取りやカラー後の透明トリートメント
- すべての髪やカラーの後に
ティーブラウンヘナ
- ベースヘナ(ダーク系)
- 用途:カラー毛もムラ消し、白髪をライトブラウン系に
- 対象:白髪、カラー毛
ブロンズグレーヘナ
- ベースヘナ(ダーク系)
- 用途:カラー毛のトーンダウン、白髪をアッシュブラウン系に
- 対象:白髪、カラー毛
イエローブラウンヘナ
- 補助ヘナ
- 用途:フケ、かゆみ、白髪防止
- 対象:すべての髪質
プラチナブルーヘナ
- ベースヘナ(ダーク系)
- 用途:カラー毛のトーンダウン、白髪をアッシュブラウン系に
- 対象:白髪、カラー毛
※当店では全ての色を扱っておりません、色の種類に関してはスタッフまでお訪ね下さい。
トリートメント効果
傷んだ髪を内側からケアする
ヨーロッパなどでは、ヘナは髪染めよりもトリートメント目的のために多く使用されています。ブリーチやカラー剤、パーマ液などの薬品によって傷んだ毛髪にヘナを試してみてください。タンパク質不足でコシやツヤがなくなった髪の内部にヘナが入りこんで吸着することで、自然な形で髪の丈夫さやしなやかさを取り戻すことができます。
ヘナの成分が髪の毛の内部にできた隙間を埋めて、髪全体をコーティングする。そのため、次にパーマをかけるときには、多少、かかりにくくなっているかもしれません。しかし、いったんパーマがかかるとパーマのもち自体はよくなります。つまり、はじめてパーマをかけたときの状態がよみがえるわけです。ただし、ヘナを使った商品のなかには、髪を脱色するための添加物を加えたものもあります。これは、色の段差がついている髪をいったん色抜きして1色になじませることをねらったもので、天然100%のヘナのようなトリートメント効果は期待できません。
天然100%のヘナでは、必ずトリートメント効果が得られます。ヘナを使っているうちに、髪にきれいな輝きがでてくることでしょう。
UVケアにも有効
髪を傷める要因として忘れてはいけないのが紫外線です。初夏の太陽光などの強い紫外線は髪や皮膚などさまざまな悪影響を及ぼします。
ヘナは、髪の表面をしっかりとコーティングするので、紫外線の影響を軽減できます。
増毛効果なども期待できそう
髪が傷んでいる場合、それは同時に頭皮も傷めていると考えていいでしょう。ヘナは傷んだ頭皮を癒す効果も期待できます。
ヘナ染めの際に、溶いたヘナを頭皮にべったりと塗ることは、ちょうど頭皮に泥パックするのと同じです。ヘナを洗い流すときに毛根についた汚れも落とせるわけです。毛根の汚れをとることが薄毛対策(増毛効果)に有効なことは、最近よく聞かれます。
ところで、頭にヘナを塗りつけることについて、「頭皮がヘナに染まってしまうのではないか」という心配があるかもしれません。しかし、頭皮はもともと油分が多いため、ふつうは仕上げのシャンプーの段階などで洗い流されてしまいます。
ただし、頭皮の油分が足りなかったり、フケがある場合は、その部分が染まることがあります。また、額の生え際や耳、えり足などはヘナの赤みが付きやすいので、あらかじめ油性クリームを塗ったり、タオルなどをしっかりと巻くことが必要です。
ヘナはもともと皮膚病の予防など、塗り薬などとしても使われるものです。そこで、頭皮そのものを元気にするはたらきといったものも期待したいところですが、このへんは今後の研究が大いに待たれます。
クセ毛やネコ毛の改善
ヘナが髪の表面をコーティングすることで保湿力が高まります。そのことから、すぐに毛先がはねてしまうようなクセ毛でも、ヘナが入ることによって、髪の広がりがおさえられセットしやすくなります。
逆に、髪がぺちゃんこになってしまうネコ毛では、ヘナが髪のコシを強くするはたらきをするので、髪に適度なボリュームがでてきて、セットも長持ちします。